審美歯科とは
心も体も健康になる審美歯科
審美歯科は、歯の見た目を美しく整えるだけでなく、「噛む」という歯本来の大切な機能も回復させる治療です。歯の形や色を整えることで笑顔の印象が良くなるだけでなく、噛み合わせを正しくすることで全身の健康にもつながります。
また、歯が健康で美しくなることで自信を持てるようになり、日常生活での表情や会話も自然で豊かになります。見た目の美しさと機能の回復を両立させることで、心も体も健康になれる治療が審美歯科です。
このようなお悩みをお持ちの方におすすめ
歯のきばみ、タバコのヤニが気になる
まず、歯の黄ばみが歯の表面の汚れによるものか、歯の内部から起きているものかを確認します。表面の汚れによる黄ばみであれば、歯のクリーニングや研磨で改善できる場合があります。
一方、歯自体が内側から黄ばんでいる場合や黄ばみが濃い場合は、ホワイトニング治療を行うことで白さを取り戻すことが可能です。
また、タバコは歯の着色の原因になるため、可能であればやめることが理想です。喫煙を続けていると、どれだけ歯をきれいにしてもすぐにヤニが付着してしまいます。とはいえ、ホワイトニングを行わなくても、歯の表面のヤニを取り除くだけで見た目は大きく改善します。
銀歯が気になる
銀歯が気になる場合は、取り替えることを考えましょう。
小さい銀歯ならばレジンでできる場合もありますが、大きい場合や見た目も美しくしたいという場合には、軟らかく摩耗しやすいレジンではなく、耐久性に優れたセラミック製のものに交換するのをおすすめします。
銀歯にお悩みの方へ
銀歯でお悩みの方でも…
白い歯を手に入れることができます。
金属アレルギーが気になる
金属アレルギーになってしまうと、肌に金属イオンが触れることで炎症などが起こります。金属アレルギーの原因は主にアクセサリーと言われていましたが、実は従来の歯科治療で用いられてきた銀歯によって発症することもあるということがわかっています。
銀歯が原因となって金属アレルギーの症状が出ているという場合、今お使いの銀歯をメタルフリー素材に取り替えることで症状は改善されます。お口の中に銀歯があり、原因不明の炎症やかぶれに悩んでいるという方がいらっしゃいましたら一度お気軽に当院までご相談ください。
当院の詰め物・被せ物の特徴
院内ラボ併設
「院内ラボ」というと研究を行う場所のように聞こえるかもしれませんが、院内ラボとは技工所のことです。
歯科治療では詰め物、被せ物、入れ歯の修理などを行うことがありますが、その際に技工所が必要となります。
本来ならば、詰め物・被せ物は外部に依頼し、専門の技工所で製作を行います。当然、技工所には他の歯科医院からの依頼も入るため、依頼してすぐに詰め物・被せ物もの製作が行われる訳ではなく、順番待ちをする必要があります。
患者さんの中には、過去に詰め物・被せ物を作製した際に時間がかかり困ってしまったという経験をされたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。当院では院内ラボを併設しておりますので、外部に依頼する手間や順番待ちがありません。歯科治療で詰め物・被せ物が必要になった時にスムーズに、素早い対応を行うことが出来ます。
保険で白い被せ物を保険で作成
CAD/CAM冠(キャドキャム)はハイブリッドレジン(セラミックとプラスチックを合わせた材料)で出来ています。
自費診療で用いられるセラミックと比較すると透明感がない、色調が単調、耐久性に劣るというデメリットはあるものの、費用は大幅に軽減され、銀歯に比べて目立ちにくい被せ物を作ることが可能です。
※症例によっては適用出来ないケースがあります。
詰め物・被せ物の種類(自費)
詰め物の種類(自費)
セラミックインレー
精密に作製されたセラミックインレーは、歯にしっかりと接着することで、隙間が少なくなり、むし歯の再発リスクを減らせます。さらに、歯の色や形に合わせてオーダーメイドで作るため、治療した歯とわからないほど自然で美しい仕上がりになります。
ハイブリッドインレー
ハイブリッドインレーはレジン(プラスチック素材)とセラミックを合わせた素材で、オールセラミックよりも軟らかいため、周囲の歯を傷つけにくいというメリットがあります。
見た目は美しいものの、オールセラミックと比較すると色合いや光沢はやや劣ります。
被せ物の種類(自費)
オールセラミック
オールセラミックは、陶器であるセラミックを素材とした被せ物や詰め物で、高い審美性が特長です。自然な歯の色や質感を再現できるため、笑ったときや会話の際にも違和感なく使えます。
一方で、陶器の性質上、瞬間的な強い衝撃には割れることがあります。例えば、瓶ビールの栓を歯で抜く、硬い貝や砂利を強く噛む、角に歯をぶつけるといった場合です。しかし、このような強い力は天然の歯でも割れることがあり、オールセラミックだけの問題ではありません。
それでも、オールセラミックは天然歯のような見た目を再現できるため、特に前歯など目立つ部位の治療に最適です。見た目の美しさを重視した治療を希望される方におすすめの素材です。
※画像:上の前歯六本をオールセラミックを入れています。
メタルボンド
メタルボンドは金属の上にセラミックを焼き付けたもので、七宝焼のような構造になっており、金属ですが表面部分は白く、天然の歯のような光沢を持つ被せ物(クラウン)のことです。
正式名称はメタルボンドポーセレンと言います。メタルボンドはクラウンの他にも、ブリッジとしても用いられることもあります。
天然の歯のように治療したい、そんな患者さんの要望によって開発されたのがメタルボンドです。
ジルコニアセラミック
ジルコニアセラミックは、強さと美しさを兼ね備えた高性能な素材です。人工ダイヤモンドとしても知られるジルコニアは、耐久性・強度・耐熱性・耐食性に優れ、さらに生体親和性が高いため体に優しい素材として注目されています。
また、金属を使用していないため、金属アレルギーの方でも安心して使用できます。強度と見た目の美しさを両立させたい方に最適な審美歯科素材です。
リスク・副作用について
各素材、詰め物・被せ物のリスク・副作用について
- 材質によっては、歯ぎしりや噛みしめる力の強い方は、破損させてしまう場合があります。そのような場合は、マウスピースを装着して対応できます。
- 材質によっては、まだ使用可能になって期間が短いものがあるため、副作用報告がなくともよく検討する必要があります。